【外壁塗装日記~工事11日目】外壁の中塗り(塗装2回目)は保護の役割
塗装工事11日目~外壁の中塗り(2回目)
本日は、外壁塗装の中塗り作業でございます。
下塗りではご紹介しませんでしたが、今回は本命の塗料を使用しますので塗料の準備からご紹介いたします。
中塗りの前に塗料の準備
さて、外壁に使用するメインの塗料は、日本ペイントのファインシリコンフレッシュというシリコン樹脂塗料です。
ただ、一口にシリコン樹脂塗料といっても、通常のシリコン樹脂塗料とは違います。
別名、2液形アクリルシリコン樹脂塗料といって、アクリルシリコン樹脂塗料という、シリコン樹脂塗料とアクリル樹脂塗料が合わさった塗料です。
通常のシリコン樹脂塗料よりも耐用年数が長い塗料ですので、今注目を浴びています。
まずは、2液型の塗料ですので、付属の硬化剤と塗料を混ぜます。
そして、塗料用のシンナーを入れて、塗りやすいように薄めます。
塗料用のシンナーは弱溶剤といって通常のシンナーよりも弱めのシンナーですので、臭いが少し抑えられます。
シンナーを入れたら、よく混ぜます。
今回の外壁は、元の外壁の色と少し似たような色です。
木の棒についた塗料は、ローラーにつけて無駄がないようにします。
外壁の中塗り開始!
早速塗っていきます。
細部の部分は小さめのローラーを使用して塗ります。
元の壁と塗った箇所の色が違うことが明白かと思います。
雨樋の裏や水切りの箇所もきちんと塗っていきます。
以下の写真中塗り(2回目の塗装)と下塗り(1回目の塗装)を比較したものです。
外液凸凹の隙間に、さらに塗料がきちんと入っていて、艶が出ているのがわかります。
こうやってどんどん塗料の層(塗膜)を作っていく必要があるんですね。
アドバイザーのつぶやき
今回は、下塗りと中塗りが別々の色でしたのできちんと段階を踏んで塗装しているのがわかりましたが、下塗りと中塗りの色が一緒の場合、塗装が何回目なのか素人には区別がつきません。
ですのでネットでは色を変えてもらうとわかりやすい、という方法が出回っていますが、もし色を変えてもらうなら少し注意が必要です。
基本的に、下塗りの色は仕上げの色(上塗りと中塗りの色)と似た系統の色を選ぶようにしましょう。
極端な例えになりますが、今回の仕上げの色がクリーム色なのに下塗りの色がピンクでもなったら、塗装工事直後はよくても年が経つにつれて上の塗装が剥がれてピンクの塗装が出てくる可能性があります。
反対に色を変えないで、施工工程を業者さんに写真を撮って見せてもらうなどの方法のほうがいいかもしれません。
どちらにしろ信頼できる塗装業者を選ぶようにしてくだされば失敗はないと思います。
さて、本日これで中塗りは終了となります。
明日が外壁の最終仕上げとなります!