アステックペイントはどんな塗料メーカー?怪しい?評判や性能を徹底解説
アステックペイントはよく塗装屋さんから提案が出てくる塗料のメーカーですが、「アステックペイント」と調べると検索候補に「怪しい」と出てくるので、不安に感じている方も多いのではないでしょうか。
これはアステックペイントの塗料の特性がしっかりと伝えられず販売されていることが主な理由です。
弾力性や防水性に優れている反面、汚れやすい・膨らみやすいといった特性があることを知らされていないケースが多いと考えられます。
現状、アステックペイントの塗料のみから見積りをもらっている方は、下記のポイントに注意して外壁塗装の検討を進めてください。
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- 1 アステックペイントとは?
- 2 アステックペイントは怪しい?
- 3 アステックペイントを選ぶメリット・デメリット
- 4 アステックペイントの口コミ・評判
- 5 アステックペイントの塗料の人気は?
- 6 アステックペイントは人気何位の塗料メーカー?
- 7 アステックペイントを選ぶ時の注意点
- 8 塗料を選ぶことよりも大事なこと
- 9 まとめ
アステックペイントとは?
アステックペイントは新興大手塗料メーカーです。
塗料名と思われていることも多いようですが、塗料名ではなく株式会社アステックペイントという会社名です。
元々、オーストラリアのAstec Paints Australasiaの塗料を輸入・販売する日本総代理店として2000年に創業しています。
当初は名前の通りアステックペイントの販売を行っていたため、オーストラリアの会社と勘違いをされている方も多いのですが、福岡に本社を置く日本の塗料メーカーです。
2012年から自社塗料の開発をはじめ、今や日本ペイントや関西ペイント、エスケー化研に次ぐ大手塗料メーカーとなりました。
業界最大手の日本ペイントや関西ペイントのような生粋の国内メーカーではなく、海外発祥のメーカーということで不安に思う方もいるかもしれません。
しかし、アステックペイントは遮熱塗料のメーカーシェア1位になるなど、既に日本国内でも実績のあるメーカーです。
また、アステックペイントの塗料はアステックペイントの認定店しか取り扱うことができないという特徴があるため、
施工品質の低い塗装店には製品を卸さない工夫が見られます。
さらに詳しくアステックペイントを調べると、他のメーカーにはない下記のような取り組みも行っています。
プロタイムズ「PROTIMES」の運営
塗料メーカーであるアステックペイントが、塗装店のネットワークを管理、運営しています。
そのネットワークの名前がPROTIMES(プロタイムズ)です。
アステックペイントの塗料を扱う全ての塗装店が加盟している訳ではなく、その一部の塗装店が加盟して組織されていますので、アステックペイントの塗料を提案できる=(イコール)プロタイムズ加盟店ではありません。
そして、このプロタイムズ加盟店は決してアステックペイントの塗料だけを提案する訳ではありません。
アステックペイントの塗料が中心の提案ではあるものの、他メーカーの塗料も一緒に提案するため、他の塗料を引き立て役に使うという見方もできますし、1つのメーカーの商品を特に強くお勧めする塗装業者がいたら「大丈夫かな」と心配する方がいてもおかしくないと思います。そういったことが「怪しい」とみられてしまう一因かもしれません。
いずれにせよ、塗料メーカー自体が販売ネットワークを管理運営しているというのは、あまり見られないパターンです。
リフォームジャーナルの運営
塗料メーカーであるアステックペイントが、外壁塗装や屋根塗装について解説するメディアである「リフォームジャーナル」も運営しています。
今お読みいただいてる外壁塗装パートナーズのように、塗装に関わる様々な解説記事を用意し、最終的には外壁塗装や屋根塗装の見積もりをしませんか?と案内をするサイトを、メーカー自体が運営している非常に稀有なケースです。
当然リフォームジャーナルの記事を読んで、その問い合わせフォームから見積依頼をした場合は、最寄りのプロタイムズ加盟店から連絡が行く仕組みになっていますので、塗料メーカーが販売ネットワークを持っているだけでなく、インターネットでの集客まで行っているという事になりますので、やはり通常のメーカーの枠を超えた取り組みになります。
リフォームジャーナルの記事を読むと特段アステックペイント贔屓の記事になっていませんので、塗装を検討する人達にとって有益なサイトになっていると思います。
アステックペイントは怪しい?
ネット上ではアステックペイントが怪しいとたくさん検索されていますが、アステックペイント製塗料が怪しいというよりは、販売施工している業者の一部による施工や、売り方に問題があり「怪しい」と検索されるようになってしまったようです。
先にお伝えしたように、アステックペイントがプロタイムズを運営しているため、塗料メーカーであるはずのアステックペイントが直接販売しているような印象を持った方が、「アステックペイント 怪しい」と検索を始めたのがきっかけだと考えられます。
では、その販売施工業者の施工や売り方にはどのような問題があるのでしょうか。
ピュアアクリル塗料の施工
塗装の基礎の話になりますが、
塗料の耐久性はその主成分である合成樹脂のグレードで決まります。
そしてそのグレードの一番下がアクリル、次にウレタン、シリコン、フッ素、無機と上がっていきます。
現在はシリコン塗料が主流で、少し金額が高くなってもよい耐久性の高いものを選ぶ方がフッ素塗料、そして最高級として無機という位置づけに今はなっています。
ところがアステックペイントには耐久性の高い「ピュアアクリル塗料」というものがあります。
アクリルなので、一番下のグレードですから品質が悪いのかと思いきや、普通のアクリル塗料とは違いピュアアクリル塗料なので耐久性が高く価格も高いという商品です。
ピュアアクリル塗料については後で詳しく解説しますが、特徴は高い弾性と防水性です。地震で外壁にひびが入っても塗料が伸びて、ひびからの浸水を阻止してくれたり、表面がゴムのようになっているので防水性能もとても高いです。
このピュアアクリル塗料の施工は難しく、乾燥時間の計算などしっかり施工管理をしないと塗料の内側が膨れて塗膜が破れてしまいます。
メーカーが定めた乾燥時間を守らない業者も多いので、塗装後のトラブルを避けるためにもしっかりと業者を選ぶことが重要です。
ピュアアクリル塗料の売り方
塗料としての性能は高いですが、一部の会社の売り方に大きく分けて2つ問題がありました。
1,汚れが付きやすく落ちづらいことを説明しない
高い防水性に対して汚れが落ちづらいというのは、いわゆるゴム製のものをイメージしていただくとわかりやすいと思います。当然そのような話は提案の時点でするべきですが、中にはあえて説明しないで契約しようとする業者もいます。ただし汚れについては、アステックペイント製でもピュアアクリル塗料以外のものであれば問題ありません。後で詳しく解説しますが、特にアステックペイントから販売している「超低汚染リファインシリーズ」というものは汚れを外壁に付着させない塗料として人気があります。
2,サイディングの外壁に提案される
業界の人間であればあまりに有名な話ですが、ピュアアクリル塗料はサイディングの家には向きません。実際にサイディングの上から塗装された家は、数年で塗料がはがれてしまいます。これに関しても、他の樹脂塗料を使えば問題ありません。
アステックペイントを選ぶメリット・デメリット
アステックペイントを選ぶメリット
直販体制による品質の信頼感
上に書いたように、塗料メーカーであるアステックペイントが、販売ネットワークであるプロタイムズを管理・運営しています。
あくまでこのプロタイムズ加盟店に限る話ではありますが(プロタイムズ加盟店ではなくても、アステックペイントの塗料は扱えます)、プロタイムズ加盟店の工事保証だけでなく、アステックペイント自体も工事保証を出すというW保証をうたっています。
実際はW保証は特段意味はありませんが、塗料メーカーが保証を出せるというのは、加盟店の塗装工事を信頼していないと出せませんので、品質の担保がしっかりと行われている証拠となると思います。いくらでもしようと思えば手抜きができてしまうのが塗装ですので、非常に安心感があります。
幅広いラインアップ
かつてアステックペイントの代名詞はピュアアクリル塗料でしたが、あくまでそれはラインアップの一つとなり、現在のアステックペイントの代名詞は遮熱塗料ナンバーワンです。
それに加えて、いま一番主流であるラジカル制御型シリコン塗料や、目下最強と言われている無機塗料もあるため、アステックペイントだけで塗料の十分な比較検討ができるようになっています。
アステックペイントを選ぶデメリット
競争低下による価格高
塗料メーカーの老舗は、日本ペイント、関西ペイント、エスケー化研の3社ですが、老舗だけあってその販売網も広く細かいので、取り扱いができない塗装店というのはなかなか出会いません。
ところがアステックペイントは新興塗料メーカーですので、いまだ取り扱いがない塗装店も全国にたくさんあります。
そうなると日本ペイントの塗料であれば、競合他社と同じ塗料で相見積もりを取ることは容易ですが、アステックペイントではできないというケースが発生します。
結果として、相場と比べると高めの金額に落ち着いているというのが現状です。
伸びる塗料は汚れる
アステックペイントの有名塗料、ピュアアクリル塗料ですがその特徴はとにかく伸びることです。
この後さらに詳細を説明しますが、伸びることによって建物のひびなどに追随しその防水機能を果たすのですが、その反面この塗料は汚れがつきやすいというデメリットがあります。
外壁塗装アドバイザー
金井のコメント
アステックペイントの口コミ・評判
プロタイムズがあるので、販売クオリティが高く、施工の質も高いが、その代わり価格も高いというのはよく聞こえてくる口コミ・評判です。
実際にプロタイムズ加盟店と契約し、アステックペイントの塗料で実家を塗装した、外壁塗装パートナーズの中村の体験記をまとめたものがあります。
これをご覧いただくのが一番の口コミ・評判の確認になると思います。
アステックペイントの塗料の人気は?
アステックペイントの塗料の人気はどうなのか見ていきましょう。
実際に外壁塗装をされた方が、どのメーカーのどの塗料を選んだのかを集計したランキングはこちらになります。
3位間近の「超低汚染リファイン1000Si-IR」
日本ペイント、関西ペイント、エスケー化研の3大メーカーにわずかに及ばなかったものの堂々の4位人気なのが、アステックペイントの「超低汚染リファイン1000Si-IR」という低汚染シリーズの中のシリコン塗料になります。
最近流行りのラジカル制御型であるだけでなく、遮熱型塗料である点が人気のポイントです。
6位入賞の「超低汚染リファイン1000MF-IR」
同じく低汚染シリーズのフッ素グレードの塗料である「超低汚染リファイン1000MF-IR」は6位に入賞しています。
こちらの塗料も同じくラジカル制御型でかつ遮熱塗料です。
超低汚染リファインシリーズの特徴
「せっかく外壁を塗装するなら汚れにくい塗料を選びたい」という人におすすめなのが「超低汚染リファインシリーズ」です。
超低汚染リファインシリーズの特徴についても解説していきます。
商品名 | 特徴 |
---|---|
超低汚染リファイン1000Si-IR | 外壁用シリコン塗料 |
超低汚染リファイン500Si-IR | 屋根用シリコン塗料 |
超低汚染リファイン1000MF-IR | 外壁用フッ素塗料 |
超低汚染リファイン500MF-IR | 屋根用フッ素塗料 |
超低汚染リファインシリーズの特徴.
汚れにくい
その名の通り、超低汚染リファインシリーズの特徴は「汚れにくい」ということです。
超低汚染リファインシリーズは親水性の高い無機物を配合しているため、
- 塗膜が緻密で隙間がない
- 親水性が高く汚れが流れやすい
という理由から、一般的な塗料より汚れがつきにくくなっています。
塗料は美観重視で選びたいという人には特におすすめです。
出典:株式会社アステックペイントジャパン| 超低汚染塗料 リファインシリーズ(外部サイト)
超低汚染リファインシリーズは人気が高い
外壁塗装パートナーズを利用した多くの施主様が超低汚染リファインシリーズを選んでいます。
先日集計した成約塗料ランキングでも、超低汚染リファインシリーズの「超低汚染リファイン1000Si-IR」が第4位にランクインしています。
超低汚染リファインシリーズのように汚れにくい他の塗料は
超低汚染リファインシリーズは、その製品名から低汚染性を売りにしている塗料だということがわかりますが、他の塗料でも低汚染機能をもった塗料は数多くあります。
例えば、一番人気のパーフェクトトップという日本ペイントの塗料も親水性が高く、低汚染性に優れているという特徴があります。
また、無機塗料は全般的に価格が高いですが、低汚染性に優れています。
以下の記事で汚れに強い塗料について解説しています。
アステックペイントの塗料以外も是非色々比較してみてください。
ピュアアクリル塗料「EC-5000シリーズ」の特徴
アステックペイントの「EC-5000シリーズ」は「ピュアアクリル塗料」という種類の塗料です。
商品名 | 特徴 |
---|---|
EC-5000PCM | EC-5000PCMのスタンダード |
EC-5000PCM-IR | EC-5000PCMより遮熱性に優れる |
EC-100PCM | 工場・倉庫の屋根向け塗料 |
EC-5000シリーズの特徴1.
ピュアアクリル塗料の高い伸縮率
ピュアアクリル塗料の一番の特徴は高い伸縮率です。
伸縮率はなんと600%と驚くほど伸びる塗料です。
塗料が伸びるメリットは、塗料のひび割れを防げるという点です。
外壁でよくみられるトラブルに、外壁がひび割れてしまうクラックという現象があります。
外壁にクラックが発生すると、一般的な塗料は外壁と一緒に裂けてしまい、防水性能がなくなってしまいますが、ピュアアクリル塗料は塗料自体が伸びて裂け目をカバーするので、外壁にクラックが発生してもすぐに雨漏りに繋がらないという特徴があります。
出典:株式会社アステックペイントジャパン| EC-5000シリーズ(外部サイト)
EC-5000シリーズの特徴2.
耐用年数が長い
アステックペイントの「EC-5000シリーズ」は耐用年数が長いという特徴もあります。
「EC-5000シリーズ」は15年以上の対候性があると言われていますが、これは高耐久の塗料の代表的な存在である「フッ素塗料」と同等の耐用年数です。
ちなみに、「EC-5000シリーズ」のような「ピュアアクリル塗料」と異なり、「ピュアアクリル塗料」一般的な「アクリル塗料」は「安いかわりに耐用年数が短い」という特徴があります。
これは一般的なアクリル塗料は、アクリル以外に可塑剤などの不純物が多く含まれているからです。
ピュアアクリル塗料はアクリル以外の不純物を一切排除することによってフッ素塗料波の高耐久を実現しています。
「アクリル塗料」と「ピュアアクリル塗料」は全くの別物だと考えてください。
他のピュアアクリル塗料にも言えることですが、EC-5000シリーズは、施工技術によっては塗料の膨らみにつながりやすいというデメリットがあります。 他の塗料を選ぶとき以上に、業者の選定が重要です。 また、汚れが付きやすいという点もデメリットです。 耐久性や防水性よりも汚れの付きにくさを重視したいなら、次に紹介する「超低汚染リファインシリーズ」など、他の塗料がおすすめです。 EC-5000シリーズ以外のピュアアクリル塗料で、提案を聞いている人が多いのがELJホームの「イノセンス」という塗料です。 「イノセンス」はアメリカ発祥の塗料で、ELJホームというリフォーム店だけが取り扱っている塗料です。 「イノセンス」の提案を聞いている場合にはアステックペイントの「EC-5000シリーズ」の提案も比較してみることをおすすめします。 最後に紹介するのが、アステックペイントの石材調塗料「グラナートSP」です。 「グラナートSP」は「せっかく塗装するならオシャレでリッチな仕上がりにしたい」という人におすすめの塗料です。 一般的な塗料はペタッとした仕上がりになりますが、「グラナートSP」を使用すると、石材調塗料特有の細かい凸凹や多彩模様の華やかな仕上がりになります。 出典:株式会社アステックペイントジャパン| グラナートSP(外部サイト) アステックペイント以外の石材調の塗料としては、アペティーの「アトモス」や新生ホームサービスのオリジナル塗料「レジス」で提案を聞いている人が多いです。 石材調の塗料でも様々な種類がありますので、検討の際には色々比較をしてみてください。 上記で紹介した以外にも、シリコン塗料の「シリコンフレックスⅡ」や「シリコンREVO」、耐久性に優れた無機塗料の「無機ハイブリッドコート」など、アステックペイントには様々な塗料があります。 アステックペイントの塗料に限った話ではないですが、各塗料によって、価格や耐久性、防水性、見た目などが異なりますので、必ず比較をするようにしてください。 これら多くの塗料ラインアップを揃えるアステックペイントですが、メーカー全体として人気はどのくらいなのでしょうか? 塗料単体では3位の座をエスケー化研に譲ったアステックペイントですが、様々な塗料を合わせた実際に選ばれたメーカーランキングで見ると、エスケー化研を抜いて、とうとう第3位となりました。 塗料ごとのランキングだけでなく、メーカー毎のランキングも掲載しています。
膨らみやすい、汚れが付きやすいというデメリットも
ピュアアクリルのような弾性塗料は、適切な施工をしないと膨れにつながってしまいます。
EC-5000シリーズはゴムのように良く伸びる塗料ですが、その材質故、汚れが付きやすいという弱点があります。他のピュアアクリル塗料ではELJホームの「イノセンス」の提案を聞いている人が多い
石材調塗料「グラナートSP」の特徴
グラナートSPの特徴
石材調のリッチな仕上がりになる
アステックペイント以外の石材調の塗料では「アトモス」などがある
アステックペイントその他の塗料
アステックペイントは人気何位の塗料メーカー?
とうとうTOP3入りを果たしたアステックペイント
アステックペイントを選ぶ時の注意点
デメリットのところにも書きましたが、相場価格と比べると高めの提案が出ていることが多いです。
有名大手訪問販売会社の価格が高止まりしてしまうのも、自社オリジナル塗料で提案することにより比較検討をできなくしてしまうことが原因です。
このオリジナル塗料しかり、あまり競合しないアステックペイントの塗料しかり、他メーカーで同グレードの塗料というのは必ず存在します。
決して1社で結論を出すのではなく、いくつかの塗装店から見積を出してもらうことで相場に近い適正価格での契約ができると思いますので、面倒くさがらずに相見積もりをとることをお勧め致します。
塗料を選ぶことよりも大事なこと
塗装は半製品と言われるように、現場で塗料を希釈したり、実際に塗装をして、適切な乾燥をさせてはじめて完成します。
どんな良い塗料を用いても、素人がわからず扱えばその効果は引き出せませんし、手抜きをされてしまってはもちろん意味がありません。
多少の塗料グレードの差よりも、実際の塗装技術の良し悪し、仕事の誠実さの良し悪しの方が建物自体の耐久性の維持という、本来の外壁塗装・屋根塗装の目的に対して影響が実際は大きいです。
良い塗料を選ぶ前に、良い塗装店に出会うことが何よりも大事であることを忘れないで欲しいと思います。
まとめ
この記事ではアステックペイントの塗料について解説しました。
アステックペイントのまとめ
- アステックペイントはオーストラリア発の新興大手塗料メーカー。怪しいメーカーではないので安心して良い
- アステックペイントの人気シリーズは「EC-5000シリーズ」と「超低汚染リファインシリーズ」
- 「EC-5000シリーズ」はピュアアクリル塗料で耐久性に優れるが汚れやすい
- 「超低汚染リファインシリーズ」は汚れにくい。グレードによって耐用年数は異なる
- 総じてアステックペイントは良いメーカーだが、一部業者は不当に高額な提案をしていることもあるので相見積もりは絶対とるべき
アステックペイントの提案を聞いている施主様からのご相談は数多くいただいていますが、業者によってかなり価格にバラつきああるように感じます。
国土交通省や消費者庁、国民生活センターも推奨しているように、外壁塗装などのリフォームでは複数の業者の見積もり比較をすることが、大切です。
外壁塗装パートナーズでは、多数のアステックペイント認定塗装店が加盟しています。
是非お気軽に見積もり比較をしてみてください。
ピュアアクリル塗料は、元々はオーストラリアの過酷な紫外線や赤外線を耐え抜く防水性の高い塗料として生まれたものです。
それを雨が多く、地震の多い日本で採用し、その防水性とひび割れ防止、そして遮熱性能が評価されたという経緯があります。