【外壁塗装体験談その7】やっぱり家が綺麗になるのは気持ちがいい
色選びについて
色については両親に選んでもらったのですが、結果として現状とおなじ白となりました。
自分の家ならば、冒険してガラッと違う色にしたかったところなのですが、さすがに冒険しようとは思わなかったそうです。
母親いわく前回より濃い白とのことでしたが、正直違いはわかりません。
どの塗料を選んだにしても、それぞれにたくさんのカラーバリエーションがありますので、色選びは塗装店選び、塗料選択が終わった一番最後でいいと思います。
今回も契約が済んだ後に、両親に色を選んでもらっています。
付帯部分について
塗装店によると思うのですが、出窓の金属屋根部分だけではなく、雨戸袋なども塗ってもらいました。
そして塗り上がりを見て一番印象的だったのが、外壁ではなく実は雨どいでした。
元々灰色だった雨どいが、雨戸袋などと同じ濃い茶色に統一した色になったことで、引き締まった感じがします。
特に今回の外壁は白ですので、それ以外の色が逆に目に飛び込んできますので、それらが綺麗に統一して塗られていることで一体感が出る気がします。
是非色選びの際には、そのあたりも考慮してみて頂くと良いと思いました。
塗装期間について
私は数日しか行っていませんが、今回の塗装期間はちょうど2週間かかりました。
家の外での作業ですので、在宅の必要はないのですが、その間ずっと自宅の敷地に人が入り続ける事になります。
かつ今まで他人が入った事がないような場所(二階の外側)などにも人が来ます。
心配のようであれば、在宅しているべきなのですが、その間ずっと足場とカバーがかかっていますので、家の中はほの暗いです。
そして何かしらの物音が聞こえてくるので落ち着かないといえば落ち着きません。
一日中いる必要はないので、ある程度外出するのが良いような気がしました。
臭いについて
今回外壁に使用した塗料は、臭いの少ない水性塗料でした。
ただ付帯部分はどうしても弱溶剤系の臭いがする塗料になる事が大半です。
今回も金属屋根部分と雨どいなどに使用した塗料は弱溶剤系のものでしたので、母親からも今日は臭いがきついと連絡が入りました。
生みの苦しみだから我慢しなと伝えたのですが、それは自分の家が綺麗になるから我慢できる訳であって、隣近所の方々にしたら迷惑以外の何物でもありません。
ですから、塗装店も始まりの時には通例挨拶に行くと思いますが、特に臭いがきつい塗料を使う日は事前に教えてもらい、再度近所の方々にお詫びの挨拶をしに行くべきだと思いました。
また、基本的に、工事期間中(特に塗装工程中)は中に臭いが入ってしまいますので、必ず閉め切るようにしたほうがいいです。
最後に
改めて言う事でもないですが、想像していた以上に家が綺麗になるというのは気持ちが良いものでした。
買ったばかりの服をおろした日はどこか気分が晴れやかになるかと思いますが、あれがずっと続くような感じです。
建物の耐久性を高めるのが主目的ですが、それらは体感も実感もできませんし、直接的には、自宅が綺麗によみがえる事のインパクトが強すぎます。
ですから正直、上塗りだけちゃんとやって仕上がり綺麗にさへしてもらえたら完了時に得られる満足感は変わらないと思いました。
しかしこれこそが、手抜き塗装がはびこる原因なんだとしっかりと認識する事ができました。
完璧な塗装と手抜きの塗装、仕上がり状態では素人は絶対に判断できません。
だからこそ、手抜きを絶対にしないと思える塗装店を選ぶこと、手抜きができない仕組みを構築できている塗装店を選ぶこと、手抜きを施主がチェックできるような体制を作っている塗装店を選ぶこと、なにより自分で職人さんと仲良くなり、気持ちの上で手抜きをしづらい関係性を作ること、それとなくチェックを自身がすること、各工程の写真をもらうことが如何に大事であるかがよくわかりました。
この体験が、今後塗装をする方々の少しでも役に立てば幸いです。
※親孝行に実家の塗装をすることは、想定している以上に喜ばれるのでお勧めです!