旭化成のへーベルパワーボードって外壁塗装が必要?いらない?
近年、旭化成が発売している「へーベルパワーボード」という外壁が人気を帯びています。
このパワーボードという商品は、ALCという部類の軽いコンクリートのような外壁材です。
耐久性に大変優れていて、メンテナンスコストが少ない外壁材と言われているのですが、果たして外壁塗装は必要ないのでしょうか?
結論から言えば、外壁塗装は必要です。
今回は、ご自宅がへーベルパワーボードの方へ、メンテナンス方法についてご紹介していきたいと思います。
この記事でわかること
- へーベルパワーボードのメンテナンス方法
- メンテナンス料金を安くする方法
- 質の高いメンテナンスを行ってもらう方法
「お家のメンテナンスに無駄にお金はかけたくないけど、手抜き工事をされるのもいや!」という方は是非最後まで読んでいって下さいね!
そもそもパワーボードとは?
先ほど言いましたとおり、パワーボードとはALCの一種です。
まずへーベルからご説明していくと、旭化成は「へーベル」という独自のALC外壁材ブランドを展開しており「へーベルハウス」と呼ばれるのが、「へ―ベル」という外壁材を使った家のことを言います。
ALCとは簡単に言うと、軽量気泡コンクリートのことで、通常のコンクリートよりも1/4も軽く、内部で気泡が多くできる性質のため、断熱性に優れた外壁材です。
その商品の中で、「へーベルパワーボード」と呼ばれる商品があるのですが、通常のALCの厚さが75mm以上で、パワーボードの厚さ37mmと薄いのが特徴です。
ちなみに、今流行りの窯業系サイディングは14mmで、モルタルは20mmほどの厚みを持っています。
パワーボードに塗装は必要
ALCは耐久性が高い反面、吸水性が高いというデメリットもあります。
そのため、必ず新築の際は防水のため塗装を施すのですが、築年数が増えていくと塗装も剥がれてきて防水性が失われていくため、定期的に塗装は必要になります。
一応、メーカーのHPには、パワーボードは定期的な点検や塗装をすれば、60年以上も持つ、と書いてあります。
おおよそ10~15年に1度は専門の塗装業者にメンテナンスがてら見てもらったほうが良いです。
ただし、まだ外壁が綺麗で塗装が必要ないなら、無理して塗装する必要はありません。逆効果になってしまう可能性があるからです。
塗装するならどこに頼む?
実際に塗装をするならどこに頼めばいいでしょうか?
基本的にご自宅の外壁がへーベルパワーボードであれば、旭化成さんで建てられた方がほとんどかと思います。
ハウスメーカーさんは律儀ですので、定期的にメンテナンスのためご自宅を訪れてくれると思いますが、いざ塗装を頼むとなると、専門の塗装業者にお願いするのがおすすめです。
理由としては、直接頼むので価格が安くすむこと、そして腕もたしかであることの2点を挙げられます。
ハウスメーカーさんに頼んでもいいのですが、結局はハウスメーカーさんが外壁塗装するとなると、下請け会社に依頼する形になりますので、それでしたらご自分で直接専門業者にお願いしたほうが、万が一要望を変えたい時が起きたとしてもスムーズに対応していただけます。
反対に価格じゃなくて、ブランドの安心感を大事にしたい方でしたら、ハウスメーカーさんにお願いするのも手だと思います。
塗装業者の選び方については、以下の記事でも詳しく紹介していますのでご覧ください。
まとめ
今回はへーベルパワーボードの場合の外壁塗装についてご説明しましたが、基本的に外壁材は防水性がないので、全て一度塗装を施します。
しかし、外壁は毎日雨や紫外線、虫やらカビやらで経年外に晒されていると必ず劣化していきます。
ですので、定期的なメンテナンスは欠かさずに行ってくださいね。
外壁塗装パートナーズでは、地元で評判の塗装業者さんをご紹介しています。
ぜひ一度ご活用してみてください。