【外壁塗装日記~工事2日目】高圧洗浄だけでも劇的に汚れが落ちる
塗装工事2日目~洗浄の巻
2日目は、外壁の洗浄をします。
今回は屋根と外壁の塗り替えですので、塗装工事前に屋根と外壁を水で綺麗にします。
昨日と同じで8:30から作業開始!
気温が7℃くらいで、まだまだ冬が残る寒さでした。
この気温の中での洗浄って…と思わず身体が震えました。
洗浄
業務用の高圧洗浄機を使って、壁などを綺麗にしていきます。
旧塗膜(以前に塗装を施していた塗装の膜のこと)を剥がすためや、長年の外壁の汚れなどを落とすための下準備になります。
この作業をしないまま次の工程に移ると、旧塗膜が残ったまま上から塗装を施すと、耐久性がかなり落ちます。
上から塗料を塗っても粘着性はないためすぐに剥がれますので、それを避けるためにも必ず洗浄作業を行います。
昨日行った職人さんからバトンタッチして、2日目からは塗装職人さんが現場に入ります。
(お二人がそろっている写真が残念ながらないので、後々の工程写真をご覧ください)
高圧洗浄機の準備
洗浄作業を行う前に、まずは高圧洗浄機の準備をします。
今回は二台使用しました。
ちなみに右に写っている職人さんは、建守さんというベテランの職人さんです。
洗浄の方法としては、バケツに水をため、専用ポンプで吸いだし、そこから専用のホースで噴射する、という流れになります。
しかし、この日は気温が冬です。
高圧洗浄機を起動する際に、専用の紐を引っ張ってエンジンを起こすのですが、中のポンプが凍ってしまって、なかなか紐が最後まで引っ張れず、エンジンが起動しませんでした。
冬にはこんなアクシデントも起こるんですね…。
さて、高圧洗浄機の準備ができたら、濡れてもいいように作業用の服に着替えます。
これにて準備完了です!
高圧洗浄に使う道具
いよいよ洗浄作業に入ります。
洗浄には専用の噴射機を使って高圧洗浄を行うのですが、屋根と外壁で2つのノズルを使い分けます。
屋根はロングガンを使用。
ちなみに、グリップの握るところで噴射の調整をします。
外壁はショートガンを使用。
ロングガンだと外壁を痛めてしまうことがありますので、ショートガンを使用します。
その他にも、使用するノズルに「トルネード」という名前のとおり、水が回転しながら放出されるノズルがあります。
職人さん曰く、「トルネードは通常よりもやりやすいが、足にあたるとかなり痛いほどのパワー」だそうです。
そして指も切れる場合もあると。なかなかの威力ですね…。
では洗浄作業を…とその前に職人さん、玄関の植木鉢などを移動し始めました。
洗浄で植木鉢を割ったりしないように玄関のモノを移動させます。
屋根洗浄開始!
まずは、屋根から洗浄をします。
洗い方は特に決まっていませんが高圧洗浄ですので、水の勢いが鋭いです。
きちんと両手で制御しながら作業しないと、水の勢いが強いため洗浄したい箇所から的が外れてしまいます。
もし、弱っている家(屋根の割れがひどい、外壁の中身が丸見え等)だった場合は、洗浄の前に補修を行います。
今回は高圧洗浄によってダメージを受ける箇所はなかったので、先に洗浄を行っています。
外壁の洗浄
屋根の洗浄が終わりましたら、お次は外壁を綺麗にしていきます。
細かい箇所もきちんと高圧洗浄します。
玄関周りの洗浄
屋根と外壁の洗浄が終わったかと思ったら、職人さんお次は玄関を洗浄し始めました。
見学していた私は思わず、「えっ、外壁と屋根だけじゃないんですか?」と職人さんに聞いてしまいました。
なんでも高圧洗浄をやるときは、一緒に玄関周りや駐車場も綺麗にするそうです。
職人さん曰く「玄関も綺麗にしたほうが喜ぶでしょ」と。
これぞまさしく家のプロ職人さんの姿勢ですね。さすがです。
よくよく聞いたら、塗装業者さんによってやってくれる業者さんとやらない業者さんがいるそうです。
どちらが良い悪いというのは、全くありません。
やらなくてもいいことですからね。
個人的には、ぜひ自分の家の玄関も一緒に綺麗にしてほしいなあと感じた瞬間でした。
さて、洗浄作業に話を戻しますと、まだまだ玄関周りの作業は続いています。
足場の下もきちんと高圧洗浄を施します。
洗浄した部分がかなり綺麗になっているのがわかりますでしょうか。
周りとの色の違いが歴然としています。
玄関周りが終わりましたら、お次は駐車場でございます。
駐車場がこのように綺麗になりました。
高圧洗浄をする前の写真を撮っていなかったので、違いがわからないと思いますが、前日はかなりの雪や雨で、地面はぐしゃぐしゃだったのです。
ここまで綺麗になるとは恐るべし高圧洗浄。
そして最後に、表玄関の壁も洗浄をしてから、本日は終了です。
ずっと気になってた方がいらっしゃるかと思いますが、オレンジ色の作業服を着た職人さんは佐藤さんと言って、今回の塗装工事でメインに作業する方です。
今後も登場しますのでお見逃しなく。
次回は、コーキングなどの塗装前の下準備に入ります!