塗装店でも左官仕上げは頼めますか?
対応していただく会社は左官仕上げはできますか?
一般的に塗装職人はローラーや刷毛を使用して塗装を施し、左官の技術は持ち合わせていません。
左官は修行を積んだ左官職人が行います。
しかし「モルタル左官仕上げの風合いを残して塗り替え」を行うことは、わざわざ左官職人に頼まなくとも、塗装屋さんのローラー施工で対応可能です。
模様をつけている左官仕上げの壁ですと、ほとんどのお宅に「ジョリパット」というアイカ工業の製品が使われています。
ジョリパットとは簡単にご説明しますと、「左官で模様をつけられる塗料」です。
モルタルはそのままだと水に弱いので、モルタルの上に仕上げ材としてジョリパットが塗られています。
ジョリパットであれば、ジョリパット壁の塗り替え用塗料として「ジョリパットフレッシュ」というものを製造元のアイカ工業が用意してくれています。
これであれば今ある壁の模様、風合い(艶なし)を残して、ローラーで塗装可能です。
(凹凸が少ない模様だと新たに塗る塗料で段差が少なくなり、模様が目立たなくなるので注意が必要です)
左官工事はどうしても手間と工数がかかるため、値段も高くなりがちです。
いまある模様自体を変えたいということですと、新たに左官で壁自体を塗り直すことになりますが、そうではなければジョリパットフレッシュでの塗装が安くておすすめです。
模様は変えずに色を変えることも可能です。